セカンダリー・プログレッション - 予測占星術
トランジット(経過)の外的要因とは異なり、個人の内的な心理的進化と、時間の経過とともにゆっくりと展開する性格を測定する象徴的な予測技法です。
"トランジットが日々の天気(晴れ、雨、嵐)であるとすれば、セカンダリー・プログレッションは季節(冬、春、夏)に例えられます。冬(困難なプログレッション)の真っ只中に晴れの日(有益なトランジット)があったとしても、根本的な気候は寒いままなのです。"
原理の解説
主要な概念と周期
一日一年法
このシステムの根幹をなす数学的かつ象徴的な論理です。地球の自転と太陽の周りを回る公転のフラクタルな関係に基づき、惑星の24時間分の動きを個人の1年分の成長に相当させます。
進行の月
進行図の「短針」として機能し、月は約1ヶ月に1度移動します。各サインに約2年半滞在し、その期間の具体的な感情の性質と焦点となる領域を示します。チャート全体を約27〜29年で一周し、サターンリターン(土星回帰)の時期にしばしば頂点に達する主要な感情的成熟サイクルを形成します。
進行の太陽
進行の太陽は非常にゆっくりと動き、およそ1年に1度進みます。そのため、平均的な人間の寿命においてサインを変えるのは2、3回程度です。これらのサインイングレス(サイン移動)は、個人の核となるアイデンティティ、活力、そしてエゴの表現方法に根本的な変化をもたらす、深い人生の節目となります。
進行の逆行と留
進行の動きは遅いため、進行図において惑星が逆行または順行に転じることは稀で重要な出来事です。「留」(惑星が方向転換する前に一時的に停止しているように見える点)は、その惑星のテーマに集中的に取り組む1年を表します。逆行への移行はエネルギーの内面化を意味し、順行への移行はエネルギーが世界へと放出されることを示唆します。